ミケココファファ

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 同じころ、パルチザンの修練場ではレオと無敵戦士が組み手をしていた。 「やるじゃないか!」 「お前もな!」  幾度かの応酬ののち、レオと無敵戦士は修行を中断した。 「やっぱり、組み手こそ上達の近道だよな」 「ああ、午後もやるか?」 「すまん、午後はちょっと用事がある」 「どこに行くんだ?」  レオは少し間を開けて答えた。 「勧誘だよ。夕方には戻るさ」 「そっか…」  無敵戦士はレオの後ろ姿を眺めた。 「じゃ、俺は筋トレでもしてっかな」  レオは食事を済ませると、ざっと身体を洗い他所行きの服装に着替えた。 「ねえ、むっちゃん」 「何だ?」  無敵戦士に話しかけたのはベレッタだった。隣にはサラとシリーもいる。 「レオ君、どこか行くの?」 「勧誘だってよ。俺も協力したいんだけどな…」 「ふーん…」  シリーは少し考えて言った。 「待ってレオ兄、オイラも手伝うよー!」
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