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――可憐で、華奢で、それでいて、どこまでも透き通る、萌え声。
それに加えて、可愛らしさと、恥じらいを持ち合わせたその声は、完璧に俺の好みだった。
「お姉様ぁ〜」
様づけで、読んでくれるなんて本当に恵まれている。
「お姉様ったらぁ、夕ご飯の支度が出来ましたわよっ! あらっ、制服のままで寝てしまうなんて、よっぽどお疲れのご様子ですこと。うふふっ。それに、もうっ〜、パンツまるみえですわよっ」
眠気まなこで、薄ら目を開けると、体をくねくねさせている妹の美織が立っていた。
理想のコスプレ姿でっ!!!!
ノー! ノー!! ノー!!!!!
全力で否定したい!!
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