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おそるべし、茅ヶ崎姉妹!!
背中を洗っていた美織の手が、ゆっくりと下に向かっていく。
「さあさあ、全身を綺麗にしましょうね」
体の隅々まで、泡だらけになる。
ときどき、美織が意識しているか、どうかは、分からないが、茅ヶ崎の体の敏感なところにあたる。
……白状します。
体の力は入っていません……。
はい、すみません!
美織のなすがままで、ここまできたら、強い意思もくそもなかった。
白旗宣言。
降伏は、幸福と似ているのかもしれない……。
「お姉様ぁったら〜、恥ずかしがらないでくださいませぇ」
――う、うるさい!
「お姉様、美織も洗ってくださいませ。いつものようにぃ、お願いぃしますわぁ」
そこには、ちょっとえっちな妹が、上目遣いで、頬を赤らめている姿があった――――。
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