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2. JKのパンツ
――扱い方?
――暴れゾウ?
まさか……彼氏のを見慣れてるってことか……。
それにしても、扱うってなんだ!
……変態かよ。
なんにせよ、見慣れてるとか、見慣れてないとかそんなことは、どうだっていい。
俺のを見るな! って、もう手遅れか……。
俺は、とぼとぼと女子更衣室に入った。
手首についた鍵番号と、ロッカーの番号を確かめる。
鍵を開ける。
――ロッカーから眩しい光が解き放たれ、閃光が走った。
錯覚ではない。
ピンクの花柄のパンツとブラジャーが、制服の上に丁寧にたたまれているのが目に飛び込んできたのだ。
まるで妖精の羽のように繊細な作りのそれは、淡く光輝いている。
神々しくて、直視できない。
拝むレベルだ――。
小学校の頃の話で、放課後にこっそりと、好きな女の子のリコーダーの口をつけるところを舐めたことがあると、話しているやつがいたが、俺がこの下着の匂いを嗅いだらそれ以上だな……。
それだけは、やめとけ。
絶対に匂いを嗅いではいけないぞ。
心拍数急上昇中。
この音が更衣室全体に響きませんように。
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