そのけんクエスト8 ~そして伝説へ~

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ユリマ、20歳、6月。 何度もカラスにゴミ捨て場を荒らされ、むかつき過ぎたユリマが八つ当たりのように出した結果、彼女がたどり着いた結論(さき)は 『感謝』であった。 むかつきを通り越して逆に感謝する。 自分をある意味育ててくれたカラスに対する限りなく大きな恩。少しでも返そうと思い立ったのが『1日1万回、感謝の正拳突き』。 気を整え、拝み、祈り、構え、突く。 ドゥフ! 一連の動作をこなすのに5~6秒。はじめた当初は1万回突き終えるのに18時間を要した。 突き終われば日が暮れ、倒れるように眠り、起きればまた突く。 ユリマ「へあっ!」 ドゥフ! そして二年が過ぎた頃、異変に気付く。 ユリマ「はあ、はあ」 1万回突いても、日が暮れていない! 齡20にして完全に羽化する。 感謝の正拳突き1万回、1時間を切るっ! …代わりに祈る時間が増えた。 ピヨピヨ 山を降りた時… ユリマの正拳突きは、音を置き去りにした! パァンっ!! 「カーカー」 作者「もう荒らさないから許してくれって言ってます」 ユリマ「いいよ。ハンターハンター連載再開してくれるならね」 ユリマ「またこの修行かよッッ!!(前作『ユリマちゃんの休日 りみっくす!48ページ』みてねっ!)そろそろエブリスタさんとハンター○ハンターの富○に怒られるわよっ!?」 作者「さりげなく宣伝ありがとう」
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