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『ハジマーリのまち』
やっぱRPGと言えば仲間でしょ!
酒場はないから、いろんな人が集まる食堂に行ってみよっ! たったった
『ハジマーリ食堂』
ユリマ「ふわぁ、いっぱいひといるわ~」
天の声『ちなみにあなたは選ばれし者特権で、人を凝視するとビームが出ます』
ユリマ「何それこわい。てかまだあんたついてくんの?」
天の声『じゃあ消えますね』
ユリマ「ちょっとまてぇ!!ビームの説明だけしろやっ!!」
天の声『やれやれ…仕方ないですね。その視線ビームを誰かに向けると、そのものの職業やステータス、状態や思考を大まかに知れるのです』
ユリマ「へー、便利ね」
天の声『ためしにこちらを見ているあの男性に視線を送ってみなさい』
ユリマ「んー」ジー
ユリマ「のわぁっ!?なんか両目から黄色いビームが出てる!?」
天の声『それが視線ビームです。次に「○ボタン」と唱えてみてください』
ユリマ「ま、○ボタンっ!」
おっさん(47)
level 4
職業 無職
属性 ロリコン
状態 発情
ユリマ「………」
やべーやつじゃん。
あいつ。目逸らさんと。
天の声『そんな感じです。ちなみに一緒にいる時間が長かったり、好感度が上がってきたらもっと見れる情報が増えます』
ユリマ「とにかく便利な能力ってのはわかったわ」
天の声『それでは、頑張って仲間探してください』
ユリマ「何をがんばるんだか…」
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