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「お邪魔しまっす」 あ、コレお土産ね そう言って手渡すと 「やだ、由夏(ユカ)さんー、気遣わないでって言ったのに 眞吾(シンゴ)さん!由夏さんがお土産たくさん持ってきてくれました!」 パタパタとスリッパの音をたてながら、奥にいるこの家の主に結構大きめの声で伝える彼女 「お、来たな来たな 土産なんて、気は使うなって言ったろ?」 そう言って奥から出てきたてこちらが手渡したばかりのソレらを引き取る彼はオフの顔をしていて そうなると、こちらも自然と 「そう、だった? ま、いいじゃない、いいじゃない」 肩をポンと叩きながらわざとおとぼけ気味に言った
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