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すっかりいい気分でいたら、来客を知らせるインターフォン
同じピンポンなのに、少しお洒落な気がするすなぁなんて思っていたらどうやら来客はふたりの知り合いだったらしい
「アイツ、来るときは連絡しろって言ってんのに
ごめん、少しいいか?」
先客だったこちらに気を使ってくれるけど
「うん、わたしは別に大丈夫だけど
もしアレだったら、帰ろうか?」
だいぶ堪能させてもらったし、そんな提案をすると
そんなんダメですーと紅茶を淹れながら美紀ちゃんの声が聞こえてきた
その言葉に眞吾とわたしは苦笑
まぁ、ふたりのしりあり、とういうことはきっと良い人なんだろうなぁということを思えば、対面することに全然気負いみたいなのはなかった
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