師弟。

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人員の準備が整った翌日に、モーリーから連絡あり。 森『正式に依頼として動いてください』 日付は予定通りでかまわないとのことで、調整通り動けたんですね。 俺はそこに立ち会ってないんで、当時の記録と本日の相方、室井(しげるじゃないです)さんから聞いた話によれば。 息子氏に原因はある、については間違いないこと。 ただ、息子氏が憑かれやすい?については、否。 元から憑かれやすいなら、もっと以前から問題はあったはずやと言いました。 原因は、息子氏の持ち物にあった、と書いていました。 原因。 旅先に行った際の遺物。 と書いてて、これはなんぞや?と聞けば。 室「旅先の写真を確認したところ、墓碑のようなものの痕跡があったんです。ただもう原型らしきものがないので、過去“そこにあった”というものなんですが、どうやら記念にその欠片を持ち帰ったようなんです」 もちろんそこに墓碑のようなものがあったなどとは息子氏も気づかず、墓碑に使用されていたと思われる、飾り石を持ち帰ったとのこと。 室「壊した際に剥がれたものかどうなのか。気づかなかったにしろ、余計なものまで連れて帰ったことには違いないでしょうね」 と、今しがた室井が言いました。
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