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さすがに頭きたんで
俺「そっちが謝罪やなんやって言うてきて、話しに来たんですけど」
と言えば。
「あなたに?何がわかるんです?まずあなたは、あなた自身が“どういうものか”おわかりですか?よくもまぁそんな人を跡取りにしたもんや。御家のためなら何でもいいんですか?あなたの家は!」
私ならあなた方に頼もうなど思いません。
依頼が欲しければどうぞ!
そこまで言われたんですよ。
師匠も師匠なら、弟子も弟子やわ。
これはなかなかに鬱陶しい。
俺も黙ってないけど、ムロちゃんも黙ってませんでした。
室「あなた方の言葉がどれだけ失礼で、それこそ名誉棄損に値することとわからないんですか?若と、私の師にも謝ってください」
って言うてくれたんですけども。
「どこに謝るところがあるんです?それよりも人の家で“勝手させる”んはやめてもらえませんか!?気持ち悪い。嫌な気しかしない!」
と言い切って、指をさした方向には、そりゃもう睨み散らす鈴の子。
“あー”
『嫌い』
あ、やばい。
爆発しそう。
撤退するしかないなと思って、
俺「帰ろ、ムロちゃん」
室「いいえ、若に謝ってもらわな、私は納得いきません!」
俺「もういいから!」
って言うてたら。
やっとこさ到着しました。
吉「失礼します、遅くなりました」
と入ってきたのは、もう見るからに気が強めのイケオジと、後ろに松田さんと。
松田さんと…………。
丸「うちの若さんが、なんぞおたくらに迷惑かけましたか?」
おまるーーーーーーーーー!!!!!!
(来てるーーーーーーwww)
でした。
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