もうひとつの家族

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そしてモーリーは行動することにしたそうです。 森「私の“友達大作戦”ですけどね、まぁ何分こんな経験もないもので、何から手を付けようか悩んだんですけどね、丸尾さんに言われましたよ」 丸『悩む暇あったら、行動しろ!』 森「このつっぱね感が丸尾さんのいいとこですよね!ザ・ドS!!」 まぁそれがいいかは置いといて、確かによく言われるので、昔からおまるも変わってないのかも知れません← 森「まずは話に応じてくれると言うてたんで、涼太の家に通うことにしました」 確か、ご家族の都合に合わせ、週末の夜に小一時間ぐらいでしたかね~と、森岡氏は言うんだ。 初回からそんなに間を空けずに再訪問した森岡氏。 森「ご家族には、私がしばらく担当することになったとお伝えしましたが、当時の私は若かったし、少々怪訝に思ってはったとは思いますが、この状況を脱するなら…と了承してくださいました」 再訪問時も、涼太の部屋の前に立った森岡氏、中からは相変わらずのピアノの音と、涼太とは別の“誰かしら”の気配がしたと言いました。 挨拶をしても、涼太からの返事はなく、それでも森岡氏は話続けたと言いました。 森「こんばんは、は5~6回言いましたよ、涼太はシカトしてましたけど(笑)」 どれぐらいか忘れましたが…と言うた後、中から声がしたそうです。 森「“こんばんは”と。それからすぐに、一瞬ピアノが止まったんです」 おそらく涼太が、“この人”が返事をすると思わなかったんでしょう、と森岡氏。 森「何か悪いものでもなかった故に、私は“この人”に、話をしませんか?と問いました」 返事はなかったけれど、拒否されている感じもしなかったそうです。
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