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ヨッシーも笑ってたんですが、笑いながら言いました。
吉「それというのはようは、ノックして花子さんを呼んだんですか?」
と言えば、
瀧「私もそこまで詳しくは知りませんけど、そうちゃいますかね」
俺「瀧さんがまともに“トイレの花子さん”知ってて良かった(笑)」
瀧「知ってますよそれぐらい!(笑)」
あっちは知らない族ですね!と←
吉「ということはですよ、ナオキ君の見た“花子さん”は呼ばれたんですかねぇ」
あぁ、そういうことなら。
俺「ありえるかも?」
黙って聞いていたリン君が言いました。
リ「もしくは、“呼んでいる”?」
俺「そうなんかな~?」
なんやろうと言えば、ぐらっと何故か空気は変わる。
いつの間にか鈴の子が、じっと写真を見ているではないか。
俺「え…なんかあるん、これ」
時「そのようですねぇ、何が気になるのかしら?」
何かありそう…と話をしていたら。
吉「ノックはさておき、“呼ぶ”んですね、きっと」
瀧「そういえば思い出しました」
当時の依頼の時に、直接関係ないことと思ってた内容を思い出したと、瀧さんが言いました。
瀧「私がこの案件を持っていたとき、その近く、ようはこの辺りなんですけど、“イタコの口寄せ”の話を聞いたことがあります」
と。
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