心霊異聞録Ｒ～廻～

トイレの花子さん

じゃ、遠慮なく、と見せてもらうとだ。

またもバチンッ！とはっきり一回だけ、脳内に写真を見せられたような、そんな感覚で。

が、流石に次は「うわっ！」って声を上げてしましました。

俺「今のなに？」

と聞けば、

『んひっ』
（きたよ～）

と、意味不明な答えと思っていたら、ぞろぞろと到着されました。

ナ「視界におらんやんか！」
リ「ﾘｰｼｭﾝ、先に進みすぎです」

丸「結局勝手すんのはいっつも若さん！どうしてちょっともジッとできんのですか！」

吉「せっかくおまる、針から電気流してもらったのに、カッチカチに戻りますね！(笑)」

と、それは口々に言われましたけどもよ？

いやいやそれよりも、ですよ。

俺「リン君」
リ「はい」

俺「ここ、聞いてみて」
リ「ここ？」

と、壁を指しました。