23111人が本棚に入れています
本棚に追加
玄関の方まで歩いてたら。
俺「あ」
み「あら」
丸「気づきはったんか」
リ「あちらですね」
ちょこーんと、俺の足元に横並びに立ってるお鈴ちゃん。
にこにこしながら、指さしてるんです。
その方向見たら、大きなガラス扉の向こう側、部屋の中から、こっちにおいでおいでする女性がひとり。
俺「お母さん?」
リ「おそらくは」
み「あっちもこっちに用があるってことね」
しばらくその方向見てたら、玄関の方から声がしました。
中から出てきたのは、俺とそんな歳の変わらなそうな男性。
「木村さんですか?」
木「はい、木村です」
勇「あぁ、勇は自分です。お金のことですよね?もしかして断られる感じですかね?」
と言われて木村さん。
こっちを見て「どうする?」的な空気を出すんですけども。
み「いいわよ」
とみどりが言えば。
木「いえ、請けていただけるようなので、お連れしました」
と木村さん言いました。
勇「マジすか!?その人らほんまもんっすか!?スゲー!とりあえずどうぞどうぞ!」
という。
まぁなんというか、このノリがなんというか…………。
今時っていうんだか、パリピっていうんだか…ですよ。
最初のコメントを投稿しよう!