若みど誘拐事件簿。

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この勇という、パリピなマジすか青年。 一番うしろで、こそこそリン君に言いました。 俺「おまる、苦手なタイプやな」 リン君言いました。 リ「得意分野はバカタレ男子ですから」 思わず笑ってしまいました← 卑怯やっ! そんなん真顔で言うとか卑怯やっ! とか言うてたら、ふっと気配がしました。 玄関入ったら、広い玄関ホールがあるんですけど、その奥には吹き抜けの螺旋階段があって、そこの中段辺りから、またもやおいでおいでをする女性。 しばらく見てたら、おまるに言われました。 丸「気になるでしょうが、先にご家族さんの方へ」 俺「うん」 先にこのパリピから話を聞かねばとついて行きました。 通された広々としたリビングには、若者が数人。 パリピが言うには。 次男、長女、友人、彼女やと言いました。 見た感じパリピは長男だけで、残りの弟と妹、友人と彼女は、見た目こそイマドキですけど、喋った感じは普通。 木「まずお話を聞かせてもらっていいですか?」 と言えばパリピ。 勇「どっからどこまでが“そっち系”の人なんですか?」 というので、木村さんが。 木「はいあの、私以外です」 と言えば。 勇「スゲー!こんなおるんすか!?密度濃いって!」 ……………………………。 まぁあれやね。 本音を言うと、若干イラッ☆とはするよねって話です。
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