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まずは今回、なぜ依頼するに至ったか。
そして何故、こんな方法をとってまで、請けて欲しかったのか。
そこを木村さんが聞けば。
勇「おとんの仕事関係の人に、そういうのわかる人紹介してくれる人おるっていうのは、前から知ってたんすよ」
一生に関わるとか言うてたから、深刻な話かと思いきや、パリピは至って陽気に言うんですよ。
勇「うち、去年おかん死んだんですけどね?あ、写真いれてたやつ。それおかんっすわ!」
ミスターパリピ、オンステージ状態で饒舌に語るんです。
勇「俺、彼女と結婚するんすけど、結婚式の時に、死んだおかんからの手紙っていうの?なんかあるじゃないっすか!感動で泣かせる系の演出っ!あれやりたいんですけど、おかん呼び出してもらえませんっ!?」
金ならあるんでっ!!と。
…………………………。
oh……ミスタッパリーピ……。
誰も返事しないうちサイドの顔をよーく見てほしい。
全員真顔やで←
これは…、俺はどうしたもんか。
考えてたら、木村さん言いました。
木「あの、一生に関わる問題なんですよね?」
勇「そっすよ、俺と彼女の結婚式なんで!一生の思い出ですやんっ!」
なぁ!と彼女に同意を求めたパリピ。
先に口を開いたのは、次男さんでした。
「自分はそれには反対や」と。
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