若みど誘拐事件簿。

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今度は俺が長女さんを見る番ですよ。 この人今、明らかに鈴の子に反応したなと。 気づいたみどりが言いました。 み「アタシはてっきり、ご家族のどなたかが“何か家にいてる”と思って依頼してきたのかと思ってたんだけど、違うの?」 と長女さんに聞きました。 したら長女さん。 「兄ちゃんが言うた通りです」 という。 み「あなたはどうお考えなの?」 と聞かれてしばらく黙ってたんですけど、長女さん言いました。 「話を聞いてもらっていいですか?」 と。 外野は未だに兄弟、友人、彼女交えて、あーでもないこーでもないってやってるし、なんか埒があかんと思ったので。 俺「こっち面談させてもらっていいですか?」 と聞けば。 「何するんすか!?」的なことをパリピが言いましたが、それまで黙ってたおまるが言いました。 丸「我々とて遊びに来たわけやおませんのでな。そちらはあーたに任せます」 と、木村さんに言うて、おまるとリン君も席を立ち、長女さんに、面談出来る部屋はないかと聞いていました。 個人的に身内の方から話が聞きたいことを伝えると、パリピも納得したんか、洋間の一室に通されました。
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