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“命”について考える梨奈ちゃん。
そんな梨奈ちゃんに、聞かせてあげたい話があったんで。
俺「俺、時子さんの“命の差別化”の話好きやで」
だからその話をしたらどうかと言えば。
時「まぁ、覚えてはったのね若さん」
うふふ…❤と笑うんですよ。
個人的に、初めてその話を聞いた時、凄いしっくり来たんで、印象に残ってたんです。
そんな話を、女帝と29歳男児がしていたら。
梨「リッキー、差別が好きなん?あかんことやのに、なんで?」
と言われましたが、そこは時子さん。
時「いいえ、梨奈ちゃん。みんな誰しも、差別はしいているんです」
と言えば。
梨「梨奈はしてない!障がい持ってる人だって、大事な命と思ってるもん」
と梨奈ちゃんは言うんですけども。
時「いいえ。それでもやはり、差別をしてしまうんです。私もですよ」
梨「先生が!?なんでー!?」
驚いていましたが、
俺「それ言うたら俺もやで」
梨「えーーー!?なんで!?」
意味がわからないと、梨奈ちゃんは言いました。
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