教科書にない話。

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そんなこんなで、道徳の授業はいかがでしたか? なんか一気にドバッと書いたから、まとまってない気もするんやけども、少しでも伝わればと思います。 まぁ、個々に考え方は違うかもですけどね。 でも俺が思うのは、こういう仕事をし、長年いろんな命と向き合って来た時子さんやからこそ、話にしっくりくるというか、妙に納得できるというか。 いつでも“命”に向き合い、時に立ち向かって。 そんな時子さんからは、“命”というものの重みや尊厳。 言葉の節々から感じることができるんですよ。 それがたとえどんな命でも、死後も苦しみ続ける命のために、救済の術を考えるんです。 そこにはやっぱり、理解ができないという人もおるんでしょうけども。 これまたなかなか……こちら側も頭を悩ませ、時々しんどくもなるんですけども。 それもこれも、神様でもない、ただの人間やからですよ。 それでもどうにかこうにか、救いの道はないのかと、策を練っては意見を交わし、日々勤しむわけなんですよね。 まぁそんな話も今後出来たらなと思います。 うん、今回はここまで。 おまけは後日、あるかもないかも。 それではこれにて、第二章は終了。 ……………………おしまい。
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