置き土産
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「そんなもんつけるなよ」 首筋に残した朱い印に彼は顔をしかめた。 自分が残す様々な置き土産を無視してそんな事を言う。 甘いときめき、独りの寂しさ、そして私の中にはミルク色した熱い雫。 私も密かに足跡を残そう。 背中の爪痕、甘い残り香、ポケットの中にイヤリング…。 たくさんお土産をもらったんだもの。 ちゃんとお返ししなくちゃね…。
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