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恥辱と快感
「日の明ける前に、お前の命は吸い付くされるでしょう」
冷たい瞳に、命乞いは無意味だと悟り唇を噛み締める。
「…!!」
その瞬間、悲鳴が地下牢に響く。親指ほどの太さもある触手の先端が、ぬるりと後孔に侵入したからだ。
「言い忘れていましたが、彼らは中に入ってきますよ。養分を得やすいようです」
触手の粘膜からは、麻痺効果を持つ液が滲み出ていた。
「ア…アア…」
騎士は震えながら、触手を受け入れた。触手は人の粘膜を好んだ。口腔や胸部や性器にまとわりつき、先端から無数の突起が浮き出てより深い食事を求めた。
騎士は嬌声をあげ、身悶えていた。もう何本目かの触手が直腸に侵入すると、中は押しひろげられ腹部に鈍い快感が広がった。
弄ばれた性器から、体液が何度も溢れた。
騎士は恥辱と快楽に苦しんだ。
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