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ペルシャ童話③「アラディンと魔術のランタン」
その昔、アラディンという貧しい若者が住んでいましたとさ。
ある日、アラディンに親戚だとうそをついて悪い魔術師が近づいてきまし
た。
勿論、魔術師はアラディンの親戚などではありませんが、彼は純粋なので信
じ込んでしまいました。
アラディンをある場所へ連れていきました。
魔術師が呪文を唱えると、いきなり地面に穴が空いてアラディンは、その穴
の中にあるランタンを持ってくるように言われましたとさ。
その場所には魔術がかかっていて、魔術師は入れず、アラディンだけが入れ
る場所だったのでした。
魔術師は、アラディンにお守りだと一つの指輪を渡しました。
指輪をはめていない中に入ったアラディンは宝石がなった木を見つけて、
その宝石の実をもっていた袋に詰めましたとさ。
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