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「名古屋支社送りになった3人で、かなり腐ってたけど、唯一東京本社に残った咲瀬にバカにされて目が覚めた。俺、名古屋で成果を上げて、東京にもくる。真凛、待ってて」
観覧車に乗ってみなとみらい駅の夜景を眺めながら、大河がわたしに言った。
毎日、夕方にわたしに電話をかけてきた大河、将来について不安を抱えてたのかもしれない……。
みなとみらい駅の側のビジネスホテルに泊まったわたしと大河。
大河に愛され、幸せを感じた。
遠距離恋愛は辛い。
毎日側にいたのが、遠距離になり、一緒に居られなくなる。
東京と名古屋だから、車で5時間の距離。
毎週、車を走らせわたしに会いに来てくれる大河に、わたしは愛されてる事を感じた。
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