多忙な彼と暇なわたし

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多忙な彼と暇なわたし

大河が真面目に仕事をするようになり、毎日電話はくれるけど朝の通勤時間と夜の退社時にわたしにかけてくれるぐらいで、それ以外は全くと言っていいほど連絡が無い。 土曜日も夕方まで仕事をする事が増え、土曜日の午後9時過ぎに名古屋から東京まで車を走らせて来てくれて、予約してるシティーホテルに泊まる。 「俺、今度、ビジネスホテルのレストラン部分の設計をさせて貰うんだ」 大河はわたしに手がけてる仕事について話してくれる。 仕事が充実しているようで、生き生きした表情をしてる。 遠距離恋愛をしてるわたしと大河。 年始年末に1人暮らしをしている大河の家に遊びに行った。 東京にいた時と家電や家具は同じだから、初めてきた気がしない安心できる空間で久しぶりに大河のためにご飯わ作って一緒に食べた。 ずっと休みだったらいいのにとわたしは思ってしまった。
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