第1話 影で戦う者

2/3
前へ
/7ページ
次へ
ーーーハンガーーーー 坂本は出撃するメンバーを発表した。 「今回のチームは宮藤、リーネ、バルクホルン、私とミーナだ」 そう坂本はメンバーに言った。 「それじゃあ、皆さん出撃をお願いします!」 そうミーナは全員に言った。 「了解!」 ウィッチ達はそう頷いた。 ーーー空中ーーー ウィッチ達はストライカーユニットを履いて1940年代の重火器を持ち飛び出した。 「見えた!全員攻撃体制に入れ!」 そう坂本は全員に言った。 「了解!」 全員はそう言って攻撃体制に入った。 「喰らえ!」 カールスラント空軍のゲルトルート・バルクホルンは両手に持つMG42のトリガーを同時に引きネウロイに攻撃を仕掛けた。 「坂本さん。何だかあのネウロイ変じゃないですか?」 扶桑皇国のウィッチ宮藤芳佳は坂本に聞いた。 「何が変なんだ?」 坂本はそう芳佳に聞いた。 「あのネウロイ何だか何かを待ってるみたいな」 そう芳佳は坂本に説明した。 「何を?」 坂本は片手に烈風丸を持ちながらネウロイを見た。 ーーー基地ーーー 健一は料理を作り終えてウィッチ達の戦いを見ていた。 「生温いな」 そう言って健一は体を人からロボットアニメガンダムへと姿を変えた。 「行くか」 そう言って背中にはブースターではなくGNドライブを背中に2つ装備して飛び出した。 ーーー空中ーーー 坂本は片手の烈風丸に魔法力を注ぎ込んだ。 「烈風斬!」 坂本は烈風丸を振り下ろした。 強力な斬撃はネウロイに直撃した。 「やった!」 リネット・ビショップはそう言った。 「いや」 坂本はネウロイを見た。 ネウロイは体が飛行機から人の形に変わった。 「何だと!」 バルクホルンはネウロイの形が変わり驚いていた。 ネウロイは片手を剣へと変えた。 「まさか、あいつ」 坂本は片手に烈風丸を持ちながらネウロイを見た。 「喰らえ!」 バルクホルンと宮藤は同時に攻撃を仕掛けた。 ネウロイに弾丸が多く飛んできた。 キィィィィン! ネウロイは剣をヘリコプターのヘリの様に回しながら弾丸を全て弾いた。 「そんな!」 その以上なまでのやり方にリーネは驚いていた。 「なら、烈風斬!」 坂本は2発目の烈風斬を放った。 しかしネウロイは片手の剣をビームと融合させた斬撃を坂本に向けて放った。 2つの斬撃はぶつかり強力な風圧が起きた。 「何てネウロイだ!坂本少佐の烈風斬を撃ち消すとは!」 バルクホルンはそう言った。 「何か来るわよ!」 そうミーナは索敵能力で後ろから急速に接近する物を感じた。 それは青い色と白いボディの両手に剣の様な武器を持った機械人形が向かっていた。 「何だ?こいつ?」 バルクホルンはMG42を機械の人形に向けた。 「そこから離れてろ」 機械人形は両手に剣を持ちながら人形ネウロイに攻撃を仕掛けた。 ネウロイは片手の剣で攻撃を防いだが機械人の剣はネウロイの剣を意図も容易く破壊した。 「おい、まさかこの程度か?なら終わらせる!トランザム!」 機械人は体が赤くなり背中のGN粒子が大量に放出された。 「何だ?赤くなったぞ!」 そうバルクホルンは機械人を見た。 「よく見てろ!貴様等の力がどれ程の差があるか!」 機械人は異常なまでの速さで両手の剣を一つに合わせて大きなGN粒子ソードへと変えた。 「トランザムライザー!」 強力なビームソードはネウロイのボディを真っ二つにした。 「あばよ」 そう言って機械人はウィッチ達に背中を向けて飛び去った。 ーーー基地ーーー 芳佳達は基地に帰還して食堂に向かっていた。 「それにしてもあの機械騎士何なんですかね」 そう芳佳は坂本に言った。 「わからないがあれは人のなせる技ではないな」 坂本はそう芳佳に言った。 「だが、あれは私達の敵なのか?それとも味方か?」 そうバルクホルンは芳佳に言った。 「あれ?」 芳佳はコックの健一を見て少し不思議な感じがしていた。 「あの、何か?」 健一はそう芳佳に聞いた。 「あ、いえ何でもないです!」 そう芳佳は健一に言った。 ーーー夜ーーー 芳佳は海の方に向かい月を見ていた。 「あれ?」 芳佳は何かを見つけた。 それは片手に笛を持つ男が崖の上で何か吹いていた。 「あの」 芳佳は男性に声を掛けた。 「ん?君は確か」 男性は樋村健一だった。 「私、宮藤芳佳って言います」 芳佳はそう言った。 「俺は新米コックの樋村健一だ」 健一はそう言って芳佳と少し話をしてその後健一は先に基地に帰った。 芳佳は1人残り海をただ見ていた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加