第2話 歌と願い

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振り向くとそこにはサーニャがフリーガーハマーで騎士型のネウロイと戦っている姿だった。 「芳佳ちゃん!後ろ気をつけて!」 サーニャはそう芳佳に言った。 「うん!」 芳佳はそう言って九九式弐号弐型改十三㎜機関銃を持ちながら言った。 「助けた方がよさそうだな」 健一はそう言って木に隠れて変身魔法を発動した。 「我が姿よ!今太陽神スーリアの子、英霊カルナに姿を変えよ!」 健一はFGOのランサーカルナに姿を変えた。 「殺るとするか」 カルナは片手に槍を持ちながら言った。 ーーー空中ーーー サーニャはフリーガーハマーで攻撃を仕掛けながらネウロイのコアが出るのを待つがネウロイは片手に持つ剣でロケット弾を全て破壊した。 「このっ!」 エイラはMG42を騎士型ネウロイに攻撃を仕掛けた。 だがネウロイは片手を前に出してエイラの射った弾丸を全て斬り伏せた。 「何か来るよ!」 芳佳はそう赤い閃光が近づいて来たのを見て言った。 「何あれ?」 サーニャはそう言って赤い球体を見た。 「やれやれ、何で君たちは逃げない?」 カルナはそう言って片手に槍を持ちながらネウロイに向けた。 「焼き尽くせ!日輪よ、死に随え!」 オレンジ色の熱線がネウロイの体を飲み込み跡形もなく消し飛ばした。 「俺の役目は終わったな」 そう言ってカルナは芳佳達に背中を向けた。 「あの」 カルナを呼び止めたのはサーニャだった。 「何だ?」 カルナはサーニャを見た。 「ありがとうございました。助けてくれて」 サーニャは頭を下げて言った。 「気にするな。俺は気まぐれでやっただけだ」 カルナはそう言って基地に向かった。 ーーー林ーーー カルナから健一の姿に戻り辺りを見ていた健一はサーニャ達が無事なのを見て安心していた。 ーーー次の日ーーー サーニャはミーナに報告を終えて外を見ていた。 「あっ!」 サーニャは外で笛を吹く健一を見つけた。
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