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あとがき
あとがき
ここまで読了いただき、ありがとうございます。
本作は「蛇の少女の悲恋の御話」のうちの、「蛇姉妹編」3部作、最終話になります。
もともとは、とある企画で、清姫伝説をアレンジして『龍姫の焔』を描きましたが、話中に登場した他の姉妹も活躍させようと思い、3部作となりました。
『龍姫の焔』は、恋を恋と知らず、あふれるばかりに戸惑う幼い想いを。
『千鱗の傷と、死に至る病』は、恋を自覚して、不器用ながらも近づこうとする青い想いを。
『蛇神の面』は、命を受け取り、ともに歩もうとした愛の形を。
それぞれの姉妹の想いの形を繋がりのある短編で描かせていただきました。
時代風な口調等、拙い部分は多々あるかとは思いますが、お楽しみいただければ幸いです。
それでは、また次作でお会いできれば。
木地ぼたん
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