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あとがき
『花物語』
長い番外編を読んでくださった読者さま
ありがとうございました。
ここまで読んでくださったということは、
『J(ジェイ)の物語』を全部読んでくださったということ。
有難いです、本当に。
『花物語』では、
ジェイと出会ったことで変わっていく花を描きました。
人生というキャンパスについた一点の染み。
でも、それは人を壊すほどの染みです。
世の中にいろんな悪い人がいますが、
やはり人の心を壊すことを平気でできるモノは
もはや『人』ではないと思うのです。
超愛さんと夢さんの夫婦は
夫婦としては理想であり、
親としては反面教師にもなる失格者でした。
けれど、そこに終始貫くものがあります。
見方はいろいろだと思います。
花には辛い少年、青年時代でしたから。
でもやっとその親の言葉を理解しようとする心が生まれました。
この後のことも書きたいとは思いましたが、
それはまた別の場面で。
『花物語』を可愛がってくださって
本当にありがとうございました。
2019.06.24 23:23 りふる
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