0人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ
異国での結婚式
カナダの結婚式は、教会で式を挙げて、レセプションと呼ばれる披露宴は夕方から始まる。
ドミニカでは砂浜に椅子が並べられ、海を背景に神父さんが立つ。
日差しはかなり強い。
気温は三十三度くらい。
ビーチだから風があり、それはそれなりに快適。
式は十五分程で終わった。
そしてレセプションへ。
わりと忙しないけど、ここはそのほとんどが結婚式を挙げる人たちばかり。
この後にも何組か控えているそうだ。
「夫と妻は、如何なる時もパートナーであり、友達でいること」という言葉、心に響いた。
長年夫婦でいるということは、そういうことだなと改めて実感した。
どちらかが上に立ち、幸せにしてやるんじゃなくて、二人でいることが幸せだから、そのまま続行する形で結婚するんだと思う。
最も重要なのは、夫婦は対等であること。
炊事洗濯などの家事には得手不得手がある。
どちらかが時間のある時にやればいいのだ。
さて、レセプションは美味しいディナー、おもしろい思い出話に笑い、ダンスに終わった。
こっちの結婚式は必ずダンスがある。
老若男女にかかわらず踊る。
みんなノリがいいから合わせるのに大変。
最初のコメントを投稿しよう!