異国での結婚式

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異国での結婚式

カナダの結婚式は、教会で式を挙げて、レセプションと呼ばれる披露宴は夕方から始まる。 ドミニカでは砂浜に椅子が並べられ、海を背景に神父さんが立つ。 日差しはかなり強い。 気温は三十三度くらい。 ビーチだから風があり、それはそれなりに快適。 式は十五分程で終わった。 そしてレセプションへ。 わりと忙しないけど、ここはそのほとんどが結婚式を挙げる人たちばかり。 この後にも何組か控えているそうだ。 「夫と妻は、如何なる時もパートナーであり、友達でいること」という言葉、心に響いた。 長年夫婦でいるということは、そういうことだなと改めて実感した。 どちらかが上に立ち、幸せにしてやるんじゃなくて、二人でいることが幸せだから、そのまま続行する形で結婚するんだと思う。 最も重要なのは、夫婦は対等であること。 炊事洗濯などの家事には得手不得手がある。 どちらかが時間のある時にやればいいのだ。 さて、レセプションは美味しいディナー、おもしろい思い出話に笑い、ダンスに終わった。 こっちの結婚式は必ずダンスがある。 老若男女にかかわらず踊る。 みんなノリがいいから合わせるのに大変。
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