糸滴
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いっそ私も、この小さな小さな滴たちのように、身を投げて了おうか。そして強く地に打ち付け、砕け、何処からドコまでが自分なのかも分からないくらいに。足元を蝕む泥ブのような水溜まりの如く一ツになってみようか。 私の指先で死を迎えた糸滴は、確かに何処かにいるのに、ドコにいるのか、もう、分からない。
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