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あまりにも、遠い昔だからだ…
33歳の私にとって、女子高生だった、日々は、記憶の彼方でしかない…
「…それは、さぞ大変だったでしょ?…」
米倉は苦笑する。
事実、苦笑するしかなかったのだろう…
自分の目の前にいる、33歳の女が、女子高生時代の話をしても、想像ができなかったのかもしれない…
いや、コスプレを想像するしかなかったのかもしれない…
私は、米倉が、いつまでも、笑っているので、
「…米倉さん、いつまでも笑っていては、困ります…」
と、文句を言った。
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