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………
食事を終えてから
私たちは
お店を後に…
車は私の家に
向かっているはず…
車窓から
景色を眺めていると
急に睡魔が襲ってきて
ウトウトしてしまう…
ダメ…
笹賀さんが運転してるのに
私が寝てしまうなんて…
眠らないように
なんとか我慢した…
家の前まで着くと
笹賀さんが
助手席に回って
扉を開けてくれた
最初から最後まで
きちんとやってくれた
笹賀さん…
「ありがとうございます。」
私はお礼を言って降りた
「今日は付き合ってくれて、
ありがとう…」
「いいえ…こちらこそ、
ありがとうございます。
そして…ごちそうさまです。」
「明後日…会社で。」
笹賀さんが
助手席の扉を閉めて
運転席側へ戻ろうとした時に
「笹賀さん…
珈琲、飲んで行きますか？」
私の口から
思わず出てしまった…
………
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