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目が覚めたのは…朝
アラームの音とかでなく
自然と…スッキリと…
隣のベッドでは
夜見た時と同じ体勢で
私に背を向け、笹賀さんが眠っていた
えっ?
なんだか凄い…
寝相悪く無いのかな?
ゆっくりと起き上がり
洗顔する為に
メイクポーチを持って
静かにバスルームへ…
すっぴんを見られるのは
恥ずかしいから
洗顔の後
メイクをした
メイクを終えて
部屋に戻ったけれど
笹賀さんは起きない…
ついでに
バスルームで着替えをすませた…
部屋に戻ると
笹賀さんは
起きていない…
う〜ん、どうしよう?
このまま…置いて帰る?
折角の休みだし
眠っている笹賀さんを起こすのは
なんだか悪い気がする…
メモを残し
お金だけ置いて帰ろうか?
悩んでいたら
笹賀さんが
寝返りをうった…
そして…ゆっくりと目を開けた
私と目が合った…
「…おはようございます。」
私が言うと
「おはよう…嶋崎さん。
早いね?」と言いながら
サイドテーブルから
メガネを取ってかけた…
………
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