運命戦線

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「世界の最先端技術。オーバーテクノロジー及びサイドラインパラドックスと呼ばれる物の警告と排除の通知書の様な物が通知書の中身であました。  また、解る事と言えば遙かに向こうの世界の人間の方が技術も戦力も上だと言う事です」  聞きなれない言葉に記者の数人はスマホを取り出し意味を検索し始めていた。 「そうですね。この世界そのものが悪とでも言いたげな文面も有りました。故に向こう側の世界の歪を解消するためにこの世界を破壊するような文面も見受けられ。非常に危険な、、、、」  今居る世界がタイムパラドックスで生まれた世界であり、本当の歴史であればこの時代にはまだスマホはおろか、携帯電話すら生まれていないらしい。  そして歴史修正とオーバーテクノロジーを駆使し続けるこの世界を壊す為にタイムマシンこと無確認飛行物体は現れた。  未来人たちは自分達の正義と言う名の看板を掲げて、圧倒的武力を行使し攻め込んで来たのだと説明を行ったのであった。 「なお、彼らは南極から出現するほかない。故に第二部隊第三部隊がこの世界に送り込まれてくる前に先制攻撃の準備を為の連合軍である。なお我が国日本は現れてしまった未確認飛行物体の迎撃準備に入る」  タイムマシンは多量の熱量を発するらしく、この世界に降り立つ瞬間燃え尽きる船も有るらしい。南極の世界を冷却材代わりに利用している為、南極でしか降り立つ事が出来ないとの説明が有った。
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