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カボチャの馬車に誘われて
祐希とワタシ、部屋のベッドの上で横に並んで腰を降ろしたまま、暫くの間、何も話さずに俯いてたっけ…。
最初に話し掛けたのは、祐希だった。
「お前、何時から此処で働いてるんだ?」
「…何時からでも良いでしょ。」
「それにしたって、どうして、俺に黙って会社を辞めたりしたんだよ?…それに、結婚するって話も嘘だったのか!?」
「…アナタが、浮気なんかするからでしょ?」
「俺が何時、浮気したって言うんだよ!」
「…だってぇ。」
ワタシ、瞳に涙を浮かべながら、新宿の町で祐希の姿を見かけた頃の話を、彼に話したの。
すると、祐希は全てを納得したかの様に、唐突に笑い始めてしまって…。
…何だか、不謹慎。
「…何だよ。そんな事くらいで、メソメソしたりするなって。俺の事、信用して無いのかよ。」
「じゃあ、聞くけど、あの女って誰なのよ?」
「お前には関係無い人だよ…。」
「…何、その言い方。…ひょっとして!?」
「分かったよ。一度しか言わないから、よぉーく聞いとけよ?」
祐希の話だと、ワタシには見知らぬ女に見えたその人物とは、彼の小学生時代のクラスメイトの中の1人の事で、祐希と一緒に遊んでいた頃は男の子の筈だったんだけど…。
そこから先は、アナタの想像にお任せするわね。
そこで…。
アナタって、パートナーシップ制度って知ってるかしら?…ワタシも、そこまで詳しくは分からないんだけれど。
それで、祐希のお友達は、…せめて、形式だけでも良いから、付き合ってる彼氏との間で指輪を交換したい。って言う事で、祐希と一緒に指輪を選んで貰ってたんだって。
…何とも、まぁー、紛らわしい話よねぇ?
でも、何だか安心しちゃったかな、ワタシ。
「…御免ね、祐希。ワタシ、勘違いから早とちりしちゃってたみたいで。」
「何、言ってるんだよ。…お前の勘違いも早とちりも、何時もの日常茶飯事だろ?」
「………………。」
ワタシ、その時、勇気を出して、祐希の肩に頬を寄り添えて、そして、呟いたの。
「…ねぇ、祐希。初夜の晩って、別に、此処でも大丈夫だよね?」
「………………!」
すると、その時、祐希は唐突にワタシの肩を抱き寄せてから、そっと呟いたの。
「今日の俺は、ひょっとしたら、激しく燃えちゃうかもよ…。」
思わず、コクリと頷いて、眼を閉じるワタシ。
祐希の唇がワタシのそれに触れる瞬間…。
そして、祐希がワタシの上着のボタンを1つ1つ丁寧に外し、ワタシは上着を脱がされて、その次は下のスカートを。
…段々と、祐希の目の前で、真っ裸にされて行く姿に顔を赤らめるワタシ。
既に、下半身は脱ぎ捨てている祐希。
どさくさに紛れて、ワタシは祐希の肉棒に手で触れてみる。
…凄い。…既に勃起しちゃってる。
祐希のアレって、こんなにも大きかったんだ。
何故だか、ワタシの股ぐらも濡れ始めてる。
やがて、祐希はワタシの裸体を押し倒して、ワタシの太股と太股を彼の両脇に抱えて、勃起した彼の肉棒をワタシのアヌスに忍ばせて来る…。
「…なぁ。そろそろ、入れても良いだろ?」
「………うん。」
…いよいよ、なのね。 (ハァ、ハァ、ハァ。)
…ワタシ、待ってたの。この瞬間が訪れるのをずっと、…待ってたの。…祐希ィィィ!
「…行くよ?」
祐希は、更に勃起し続けている彼の巨根を、半ば濡れかかっているワタシのマ○コに、勢い余って「ズブズブズブズッ」と根元まで押し込んで、そして、激しく腰を震い始める…。
…アァ、…アァ、…アアアアアァァァァァァァ!
…あぁ、凄い。…生暖かいアレの感触が、アタシの子宮の奥まで、奥まで、奥まで。
…ダメッ、…ダメッ、…イッちゃう。
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