SO・RE・KA・RA

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SO・RE・KA・RA

「…どうせ。だなんて言葉、今の私には似合わないかも。頑張って生きてさえいれば、闇夜を照らしてくれているお月様は、きっと、必ず笑顔を返してくれるものだから。」 私の名前は、河野恵利華。23歳。人妻。 血液型はB型。星座は魚座。 将来の夢は、素敵なお母さん。 (?) 好きなタイプの男の人は、…間に合ってます。 現在の私は、妊娠8ヶ月。 だって、あの時、子宮が悲鳴を挙げる程まで、大量に中出しされたんですもの…。 今は大事をとって、休養中なの。 産休が取れる日までは先があったんだけど、祐希がどうしてもって言うものだから…。 祐希ってば、会社の中で主任クラスに昇進して、役職手当が付く事になって、それに、来月から昇給するから、ワタシには、産後は家事に専念して欲しいんですって…。 ワタシにとっては、凄くラッキーな条件みたいに思えるけど、少し退屈かも…。 …そうそう。この前、病院へ行って、検査を受けたんだけど、お腹の中の子供も無事に成長してるみたいで。 実は、双子らしいのよね…。 私も、何となく、そんな気がしてたんだけど。 でも、これからが大変。 それでも、もう直ぐ賑やかな家庭になるかと思うと、何故だか、お腹の中の子供達から勇気と元気と根気を頂いてる感じがするのよね…。 それに、退屈過ぎる毎日が続いてたとしても…。 子供たちも小学校を卒業する頃には…。 新宿の町の外れに今でも繁盛してると言われている高級ソープランドの店長に、もう一度、雇って貰えないかしらと相談してみようかなって、思ってたりなんかして…。 今でも、伝説のソープ嬢として、姫の名前は残ってるんですって………。 それに、人妻だとギャラが高いって言う噂も聞いた事あるしぃぃぃ。 因みに、子供達と祐希には内緒にしといてね! それじゃあ、何かあれば又、お会いしましょう? See you again. Good luck to you.                  《 完 》
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