緑の刃

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緑の刃

シ「いつ助けに行くの?」 兄「恐らく上の命令で俺達を殺しに来る   でもシアンが情報に無いはず」 シ「あなた達が奴らを引き付けている間に   私がおついちさんを助ければいいんでしょ」 情報によれば兄者と同じ年齢 総理も無理言うよねぇ まぁ騙されているだけだからねぇ 私達は総理のおうせのままに           翌      日 シ「そこのお兄さんちょっといい?」 お「何の用?」 シ「場所を変えて話をしたいんだけど.......時間ある?」 お「?いいけど.......」 三人称が経営している カフェに向かった もちろん私達の味方 シ「奥に通してもらえる?   あと紅茶は.......ダージリンで」 ド「了解.......ぺーさん!」 ペ「わかった」 不安気なおついちさんを連れ奥の部屋に向かった 鉄「どうぞ、あとおまけのフルーツタルト」 シ「いつもありがとね」 お「話って何?」 シ「単刀直入に言うね   今すぐ組織から抜けて」 お「!何のこと?   あまりからかわらないで」 シ「この書類を見ても同じこと言える?」 おついちさんが殺した人のリストを見せた お「.......」 シ「あなたは騙されてる!」 お「嘘だ!こんなリスト!」   シ「嘘じゃねぇよ!   お前が殺したのは無実の一般人だ!」 お「!」 シ「3日後、あなた所の組織を潰しに行く   私はあなたを迎えに行く   嫌なら私を殺しなさい」  お「ッ!」 ペ「いいの?あの緑髪の人、行っちゃったよ」 シ「うん、伝えることは伝えたから   仮に私の存在があっちの組織にバレたとしても   作戦のゴールは変わらない」 ペ「大変だね   これ食べるね」 ぺーさんがそう言うと おついちさんが手をつけなかったタルトを食べ始めた ここのスイーツは絶品だけどね            翌   日 兄「シアンの存在がバレた」 シ「私の存在がバレても作戦には支障はないでしょ」 兄「ないけど.......お前も奴らを相手にすることになるぞ」 シ「別にいいよ」 心配してくれているのはわかってる でも私もすべき事はやるから             2日後 兄「シアン頼むぞ」 シ「ええ、わかった   そっちも上手く敵を引き付けてよね」 おついちさん救出作戦決行 「いたぞ!殺せ!」 シ「予想はしてたけどさ   さすがに多いでしょ!」 何とか片付けておついちさんを探す お「本当に来たんだ.......」 シ「こっちに寝返るの?」 お「.......本当にいいんだね   アイツはどこまでも追ってくるよ」 シ「かまわない   貴方を連れて帰るのがボスからの命令だから」 お「なら、連れてって」 兄「シアン!入り口からは出られない!   屋上からだ!パラシュートで降りてこい!」 シ「了解」 屋上に向かった シ「これ持ってて」 そして屋上から突き飛ばした 私が渡したリュックはパラシュート これでおついちさんの安全は保証された シ「おついちさんを奪われて悲しい?」 「フフ 貴様を人質にすれば良いだけのこと」 シ「私を人質にしても意味はないよ   その代わり貴方が死ぬかもね」 「私はまもなく拘束されるだろう  だが貴様はどうする  どうやってここから出る?  まさか飛び降りるか?  ここは50階だぞ!」 シ「そのまさかよ   ここの周りは何も無い空き地   ヘリが来ても問題はないわよね」 ターゲットを拘束した後 ビルから飛び降りた バシッ シ「腕折れるかと思った」 兄「あんな高いとこから飛び降りたらそうでしょ」 その後、おついちは私達と同じ 総理大臣直々のSPになった
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