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…紅魔館を後にし、夜となった幻想郷…レイゼルは野宿していた
「っ……」
「っ!…ハヤテ!…お前には…言っておかねば……ハヤテ!お前の……その内に秘めた……力は……俺達の一族で……間違いなく…ハァ……ハァ……最強だ…………お前が………世界を………この幻想郷を……まもっ………るのだ……」
「子供を想う親というのはいつ見ても良いものですね…」
「父さあぁぁぁん!!」
「ここで消えなさい、レイゼル・アシュフォード」
幼きレイゼルを人質とし、その者はレイゼルの父親、レイゼル・アシュフォードを巨大な炎の球体で吹き飛ばした
「ぬわああああああああああああぁぁぁ!!」
……
「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!」
俺は幼き頃、父親を殺された…目の前で……
「俺が…あの時…力を使いこなせていれば……父さんを……許さんぞ…絶対にあいつだけは俺の手で殺す!」
悪夢から目を覚まし、復讐を宣言するレイゼル…
それはレイゼルの怒りと憎しみが支配してしまったもうひとつの物語
プロローグ end
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