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「…復讐なんて何も生まない…新たな戦いを起こすだけ…レイゼル、貴方の目的を見失っては未来なんてないわ…」
紅魔館でも、レミリアがレイゼルに想いを寄せて、夜空に浮かぶ月を見つめていた
「お兄様は…私をかばってくれた…なのに、今のお兄様はその面影すら残っていない…戦うよりも誰かの笑顔を見ていたいって言ってた優しいお兄様は…どこへ消えてしまったの?」
地下室で、フランはそっと囁く
「レイゼル、貴方の復讐は…どうか叶わないで欲しい…悔しいのもわかるけど…そんな事をして、幻想郷が本当にあなたの言う平和へ導かれるのか…もう一度考えてみて…」
パチュリーも、レイゼルへ想いを寄せて…本を読みながら呟いていた
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