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10年後…
「お母さん!またそうやって賽銭箱を確認して!!少しはお父さんと修行しなさい!」
「嫌よ…修行しなきゃ行けないのは恋夢の方でしょ?」
「むう!お父さんもなんとか言ってよ…」
「いいんだよ、母さんは修行した事ないから分からないけど、恋夢が次代の巫女として頑張ってるんだから…安心してるんだよ」
俺は大きくなった恋夢を撫でつつ説得していた
霊夢に似たため、美人に育ってくれた…が、性格は完全に俺そっくりだ
「レイゼル、今日はどうするの?」
「今日は特に異変も起こってないからな…久々に手料理を振舞ってやるよ」
「わーい!お父さんの料理は美味しいからはやく食べたいよ!」
「慌てなくても沢山作るから安心しなさい」
「霊夢、お前は食べるだけだろ!?」
「あら?手伝ってあげようと思ったのにそう言うんだ…」
「…悪かったよ、さて早く作って食べようか!」
…平和な日々を送る博麗神社は、今日も賑やかだ
幻想を守りし者-紅- 【完結】
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