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First Lesson
婆古怒&井伊が “NEW COMER” に
“なだれ込んだ日” から
数日が経ち………………………
NEW COMERの “看板カマー” である
『オリーブ』 は、この日………
“夜型人間” にも関わらず、
朝っぱらからウキウキワクワクしていた。
何故ならば………、
自身の “憧れ” でもあった
『高校教師』 に………
この日…… この日ぃぃぃーーーっっ、
ついに…… ついにぃぃぃーーーっっ、
なっちゃっうのだからぁーーーっ!!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
7月7日
( さっきから言ってる“この日”)
AM 7 : 07
《 ガタンゴトンッッ……
ガタンゴトンッッッ……… 》
オリーブは、電車に揺られていた。
オリーブ :
( うわぁ~~~っ、わたしっっ……
“今日” から………
憧れの教師だぁ~~~………
〈 先生…… 好きですっ! 〉 っ…
なぁぁぁ~~~んてっっ、
男子生徒に言い寄られちゃったらっ
ど~~~しよ~~~っっっ!!
ウフフフフぅ~~~っっ……… )
オリーブが、
いらん妄想
(気持ちは分からんでもないが…)を
膨らませていると………………
《 次はぁ~~~っ………
善玉ぁ~~~善玉ぁ~~~……
善玉駅にぃ~~~停まりま~すっ、
お忘れものないよう… ご注意~… 》
車内アナウンスが流れる。
オリーブ :
「 はっ…! も、もうっ……
“善玉駅” …じゃんっ!!
ヤっっバ、降りないとっっっ… 」
“4人座りの席” で、終始妄想を
繰り広げていたオリーブは席を立ち、
慌てて “ドア付近” に移動した。
《 ガッタン~~~……
ゴットン~~~………… 》
“善玉駅” が見えてきた。
電車はもう少しで停まりそうだ。
その時だった………
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