〈7〉

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〈7〉

再び、闇。 雨音はもうシトシトと静かになって、怖さは微塵もなかった。 ハジメさんに肩を軽く押されて、またソファーの背もたれに倒れた。 ハジメさんも私の隣に倒れ込んで、横抱きの体勢でキスをする。 脱がせかけのパーカーとブラ、七分丈のボトムも、強引に取っ払って、ソファーの下に落とした。 密着する、私とハジメさんの前面。 私の脚の間をハジメさんの片膝が割って入る。 肌の熱がじんわりと伝わって、気が狂いそうになった。 「アッタカイ… ヤワラカイ… ホノカ…ァ」 ズルイ。呼び捨て。 「ンッ…ハジメ…さん…」 このまま、ハジメさんのぬくもりに包まれて夜を明かすんだ… …なんて考えていた私は、甘くて、コドモ、この先の事を何にも知らない… 「ホノカ… …イイ…?」 顎を掬われて、艶のある眼差しを向けられる。 ナニガ? と問うことをしないで、コクリと頷いた。 すると、もう弱い所だって明確になった、私の耳を甘噛みしながら… 指が顎から胸の谷間を通って、おへその窪みも過ぎて… 下着の中の 毛に触れた 「っ!!!」 ハジメさん だめ きたない そう思う…のに… ハジメさんを見つめる事しか出来ない… ハジメさんの息づかいと共に 指が茂みを掻き分けて 割れ目の端に到達 トントンと…刺激され… 「ーーー」 そこの内側が跳ね上がったと思ったら 何か じんわりと 出てきて 心臓がドクンと強く波打った 指が少しずつ 動きを早める 上下に擦り 小さく弧を描く その度に くちゅくちゅ ぴちゃぴちゃ いやらしい音と 「声出して…聞かせて…」 耳元で囁かれる低い声が 私の脳を刺激する 「ァアンッ…」 咄嗟に手で口を塞いだ こんな声が出る自分にびっくりした …
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