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「そんなにヤりたいなら言ってくれたらいいのに…」
「……ッ…ああッ…ダメッ…もう……」
「ダメな割にはここ硬いですよ?誰のこと想像して一人でシてたんだか……まったくっ」
俺が一人でシてるとこを絶妙なタイミングで星川に見つかり、やっぱりと言うか……案の定押し倒された。
俺が誰をオカズにしてシたかこいつ気付いてるんだろうか。
こいつはそう言う勘は鋭いからもしかしたら……
「俺は………ッ…」
「まったく…せっかく作ったご飯冷めちゃうじゃないですか。」
「じゃ…んッ…やめろってッ…」
もしかしたら、気付いてて…それでも素知らぬフリをしているのかも。
まぁ、俺のフラれたとこ見て好きになったくらい悪趣味だからな…大いにあり得る。
「誰を想ってシてもいいです。でも、あなたの目の前で気持ちよくしてあげてるのは僕だってことは忘れないでください。」
耳元で知らしめるような言い方で囁くと、またそこに力を込められた。
だけど、俺はそれに気付かないフリをし……
「当たり前……だッ…ろ…ッ…」
そして当たり前だとだけ口にする。
もう何も出ないくらいイかされまくったのに、言葉の通りまるで自分を刻み込むよう、それでも星川はまた俺を快感へと誘っていく。
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