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そう言うと秋芳さんは、私の顔の真ん前で口の端を上げ涼やかに微笑み、そのまま額やらコメカミやらにキスを落とし耳たぶを甘噛みする。
「………っっっ!!!」
全身がピクッと跳ねて、背中が痺れた。
そのまま耳元で秋芳さんが囁く。
「はは…、愛柚はんは、ほんに感じやすい…。 そないなあどけない顔立ちの愛柚はんからは想像も付かへん…。 中身は充分に成熟した大人のオナゴはんやな…。」
秋芳さんは、いつもたくさんの言葉をくれながら私を抱く。
たくさんの恥ずかしい言葉を…。
耳たぶを唇で挟んで舌先はチロリと舐め回す。
そのままで秋芳さんの右手が私の背中でさわさわと動き回る。
秋芳さんの唇と舌と手の平が触れる所から、ジンワリと気持ち良さが広がる。
その度に私の身体はピクピクと跳ね、唇の隙間からは小さな吐息が溢れでる。
「愛柚はんは耳だけやのうて、背中も感じはるんやな。 どこに触れてもピクピクと反応しはる。」
一々そんな恥ずかしい事を言われて、私の身体は余計にモゾモゾとしてしまう。
秋芳さんの唇が耳元から首すじに降りてきて、鎖骨にチュッと音を立てて吸い付いた。
「んっ…。」
私を抱き締めていた秋芳さんの大きな左手が胸元へと回ってきた。
「愛柚はんのココは、どないなっとるやろ?」
私のササヤカな胸をまさぐり唇も胸へと降りてきた。
さっきからゾクゾクと背中を走っていた痺れが、胸の先っちょを摘まれて背中を反らせた。
「ああ、もうこないに堅(かと)うなってはる。 ん? 待ちきれへんかったん?」
秋芳さんは両胸を両手でやわやわとまさぐり、片方の先を唇に含み片方の先を指で緩く摘み上げた。
「あんっ…、ぁっ…。」
「ああ、かいらし(可愛らしい)…、こないに堅うなって…。今からわてが可愛ごうたげるさかいにな…」
秋芳さんの舌が私の乳首を転がし、吸い上げ、舐め回す。
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