初めての日

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初めての日

今日こそ秋芳さんと。 私は、悲痛な程の決意で今日のこの日を迎えた。 初めて秋芳さんと会ったあの日から、何をしていても秋芳さんの事ばかり思い出してしまう。 そして、秋芳さんのお店に毎日のように通い詰めていた。 その甲斐あって、あの憧れの秋芳さんと付き合い始めて、私は今、夢の様な幸せな毎日を送っている。 なのに、こんなに幸せなハズなのに…。 大好きな秋芳さんと付き合えて、もの凄く大切にされているのに、それは分かってるのに、それなのに、私は、不安で不安で仕方ない。 イケメンで大人な秋芳さんが、私を選んでくれたなんて、それこそ夢の様で、いつかこの幸せな夢が覚めてしまいそうで。 あまりにも幸せすぎて実感が湧かない。 幸福感と不安がない交ぜになって、私の感情は上がったり下がったり忙しい。
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