京言葉の彼

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初めての時もホントにキツくて…。 私が余りにも辛そうだったからか、秋芳さんはとても気遣ってくれて、途中で何度も「今日はやめときまひょ。」と言ってくれるのを、その度に「大丈夫…だから…止めないで。」と、お願いして最後までして貰った。 途中で止めちゃったらきっと、秋芳さんはもう2度と私とそんな事してくれなさそうって思ったから。 その時も全部が入ってしまえば、それからは意外とそこまで辛くなかった。 動き始めだけは、ちょっとキツかったけど、それでもそんな私の表情すら秋芳さんは「そない辛そうな顔も、わてには愛おしゅうて、かいらしい」と言ってくれて。 その言葉だけで私の身体からは力が抜けていって、いつしか私は秋芳さんにしがみ付いてイッてしまっていた。 秋芳さんは、いつも充分に私を感じさせて何回も何回もイカせてから、やっと入ってくる。 だから始めこそ、その大きさがキツく感じても、すぐに私のソコはほぐれてきて、その大きさを堪能し始める。 長さと太さがある分 充分に中の壁を擦られる。 それが好き。 そして奥まで突かれる度に私の身体の中心から甘い痺れが広がり、やがてそれは背中から頭までを一直線に貫く。 「ああっっっ!!!」 秋芳さんにしがみついてイク。 「愛柚はん、イカはった? もっともっと、そのかいらしい顔を見せておくれやす。 もっとようさんイキよし(もっとたくさんイキなさい)…」 秋芳さんは私にキスを落としながら強く抱き締めて、そのまま激しく動き出す。 秋芳さんの色香をはらんだ吐息が耳元をくすぐる。 ああ…、秋芳さんも感じてくれてるんだ…。 嬉しい…。 けれど秋芳さんがイク気配は全く見られない。 それどころか秋芳さんは更に様々に腰の動きを変え、体勢を変えては私の中のあちこちを突いてくる。 私は、その度に新しい快感の波に飲み込まれ溺れていく。
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