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田舎育ちの女子大生
九州の片田舎から大阪の大学に進学して一人暮らしを始めた。
大学は大阪だけど、部屋は憧れの京都に借りた。
大阪と京都って意外と近くてびっくり。
電車も大阪ー京都間は三通りも電車が走っていて行きたい場所によって選べるし。
私が住んでいた田舎とは違って凄く便利でとても助かる。
実家からの仕送りはあったけれど、それらは生活するのにギリギリの金額で。
私は、アルバイトを始めようと思い立った。
さほど大きくもなくオシャレでも無い、最寄駅に近いカフェに決めた。
憧れのオシャレなカフェも考えたけれど、そのとても可愛い制服は胸を強調していて、スカートは下着が見えるほど短くて恥ずかし過ぎる。
私みたいな田舎者には、とてもじゃないけどムリだった。
けれど、私の育った田舎町にはカフェなんて洒落たお店は無かったから、カフェでのアルバイトには憧れがあった。
だからカフェでのアルバイトはなんとしてもやってみたかった。
憧れの都会ライフを満喫するぞーって張り切ってたのに…。
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