お休三つ時

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 “(さる)三つ時”。時間帯は16時から16時30分の間です。  この時間帯は主に一通り家事を終え、夕飯の支度をするまでの間ちょっと仮眠をとろうと専業主婦が眠り始める頃であります。中には急な来客が来てもいいように、軽く化粧をしてから眠るちゃっかり者もいます。ちなみに仮眠は30分が丁度よく、それ以上取ると逆効果になり夜眠れなくなったりしますのでご注意を。  “(とり)三つ時”。時間帯は18時から18時30分の間です。  この時間帯は主にお年寄りだったり、早朝からお仕事がある人が眠りにつく頃であります。新聞配達員や漁師やニュースキャスターなどが代表的です。まだ外がほんのり明るいうちに寝て、真っ暗なうちに起きるので究極の早寝早起きと言えるでしょう。  “(いぬ)三つ時”。時間帯は20時から20時30分の間です。  この時間帯は主によい子が眠りにつく頃であります。親から「そろそろお布団に入る時間だよ」と言われなくとも、自主的にパジャマに着替え歯を磨き床に着く。そんなできたお子様のところには必ずサンタクロースがやって来ることでしょう。  “()三つ時”。時間帯は22時から22時30分の間です。  この時間帯は一般人の大半が眠りにつき始める頃であります。個人差はありますが、人はだいたい8時間寝れば大抵は体力が回復すると言われているので、この時間帯に寝るとすると朝の6時前後には起きることになります。実に健康的で理想的です。夜に寝て朝に起きる。そんな当たり前で規則正しい生活が送れない現代人が近年は増加しつつあるようです。
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