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「あなたには私を抹消する任務が下ってるはず」
「そう言うお前も、俺を殺せと言われているはずだ」
そう、この2人はお互いに暗殺のターゲット。
なのに女は男に自分を消せと言っている。
男は自分の手を見つめた。
10分ほど前のこと…
男は任務を遂行すべく気配を消して空を飛んでいた。男の能力は道具などを使わず、飛行ができる。
もう少しすると、ターゲットが到着するであろうポイントに着くのをスクリーンで確認し、スピードを緩めた。
そのとき、不意に目の前に現れた影。
ポイントの位置より早い!何故だ…
男が素早く戦闘モードに切り替えて、右手にナイフ持った。
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