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女の体に何も起こらない。 「どうして…」 愕然として、男を見た。 「どうして、逃げれない」 男の問いに答えず 「どうして、何でっ!」 女は叫ぶ。 「すまない…俺がお前を失いたくないと望んでしまったからだと思う」 「…失いたくないって何なのよっ!何をしてくれたのよっ!あなたしか居ないのに、やっと!やっと…唯一のチャンスだったのにっ!」 女は男を殴ろうと暴れるが腕を封じられていて叶わない。
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